【夏のシンボルともいえる花とは・・・】

やはりヒマワリですよね!

原産地は北アメリカ。
和名の由来は、太陽の動きにつれてその方向を追うように
花が回るので、「日回り」がヒマワリと言われるように
なったようです。

ただし、この動きは生長に伴うものであるため、実際に
太陽を追って動くのは生長が盛んな若い時期だけです。
つぼみが大きくなり、花が開く頃には生長が止まるため
動かなくなります。

ヒマワリは観賞用だけではなく、種を食したり、油を
採取したりと食用としても大きな役割を果たしています。

これまで、品種改良によって草丈10センチほどのプランター
向きのものや八重咲き品種など、バラエティに富んでいます。

品種としては、画家シリーズのゴッホ、モネ、ゴーギャン、
マティスのヒマワリなどがあります。

印象派を代表する画家のモネのヒマワリ
ゴッホのヒマワリ

また、東北八重、レモネード、プロカットプラム、
サンリッチオレンジなど、さまざまな品種があり、
6月から9月頃まで楽しむことが出来ます。


■ヒマワリの管理方法のポイント

・茎はどこを切っても大丈夫なので、花瓶の長さに合わせて
 花バサミでカットしましょう。

・水の深さは浅めにしましょう。30センチ以下の短いもので
 あれば数センチ、売られているような7~80センチの長い
 ものでも10センチ程水に浸かっていれば大丈夫です。

・夏場は水が汚れやすく、雑菌が繁殖すると茎が腐る原因に
 なってしまうため、水換えはできれば毎日しましょう。

・水換え時に茎を数センチ切り戻すと水の吸い上げがよくなります。
 また、水についていた部分の茎の色が変わってしまっていたら
 その部分は全てカットしましょう。

このように扱い方を知っていれば、ご自宅でも長くヒマワリを
楽しむことが出来るようになります。

今年の夏は、花弁や芯の色合いを工夫してお気に入りのヒマワリを
飾って美しい時間を過ごしてみませんか?