日本ではあまり知られていませんが、スペイン生まれのイベントで
バラの花と本を贈る日とされています。
男性は女性に赤いバラを贈り、女性は男性に本を贈るとされています。
※諸説あります。
日本では、1986年に本とバラを贈る日として始まりました。
この日は、サン・ジョルディが殉教した日で、いつしかこの日に花と本を
贈りあって、愛を伝え合う日になったようです。
簡単に説明すると、カタルーニャには、恐ろしいドラゴンがいて、
その怒りを鎮めるために毎日1人ずつ生け贄を捧げていました。
ある日、王様の娘が生け贄になる順番が回ってきましたが、
生け贄になるちょうどその時、白馬に乗った若い騎士が現れ、
お姫様を救い出しました。
その騎士こそが、サン・ジョルディだったのです。
では、なぜバラと本を贈るのはなぜでしょうか?
バラは、聖ゲオルギオス(サン・ジョルディ)が退治したドラゴンの血が
赤いバラになったという伝承です。
そして本は、『ハムレット』や『ロミオとジュリエット』で有名な
ウィリアム・シェークスピアの誕生日(1564年)であり命日(1616年)
でもあるため、本を贈るという風習として広がったようです。
※サン・ジョルディの伝説を詳しく知りたい方はホームページを
ご覧ください。 サン・ジョルディの日とは